ahamo光10ギガのおすすめルーターをネットワーク技術者が紹介

PR

「ahamo光10ギガに対応したルーターが欲しい」
「でもルーター選びで失敗したくない」
「10ギガ対応ルーターの選び方とおすすめを教えて!」

ahamo光を10ギガにするなら、ahamo光に対応したルーターと10ギガの速度に耐えられるルーターが必要です。

もしルーター選びを間違えてしまうと、せっかくの10ギガも効果半減になってしまいます。

かいろう

僕は法人向けにPC・ネットワークを構築するエンジニアです。これまで多くの企業のネットワークを構築してきました。

ルーターの選び方やネットを速くさせる方法についても多くも知識と経験をもっています。

そこでこの記事では、ahamo光10ギガに対応したルーターの選び方とおすすめを技術者目線で紹介します。

これを読めば失敗することなく、安心して好みのルーターを選ぶことができますよ。

ahamo光の申し込みなら代理店Wizがおすすめ

ahamo光の申し込みで、
「新規工事実質無料」
「dポイント20,000ptプレゼント」
といった特典が受け取れます。

また代理店のWizから申し込めば、
むずかしい料金体系、面倒な乗り換え手続きなどを専門スタッフが手厚くサポートしてくれます。

ahamo光についてスムーズな手続きをしたい場合は「Wizの詳細を見る」から確認してください。

10ギガではなく、1ギガのおすすめルーターを知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

>>ahamo光1ギガのおすすめルーター7選|選び方&設定・活用術

目次

ahamo光10ギガ対応のルーターを選ぶ方法|4つの基準で選ぼう

まずは10ギガに対応したバッファロールーターの選び方を紹介します。

選び方は以下の4点です。

ahamo光10ギガのBuffaloルーターの選び方
  • OCNバーチャルコネクトに対応している
  • 10ギガポートのあるルーターを選ぶ
  • iPhone16など最新端末をもつならWi-Fi7を選ぶ
  • 有線も10ギガ接続させるかで選ぶ

1つずつわかりやすく解説していきます。

OCNバーチャルコネクトに対応したルーターを選ぶ

ahamo光は「OCNバーチャルコネクト」に対応しています。そのためOCNバーチャルコネクトに対応したルーターを選ばなくてはいけません

「OCNバーチャルコネクト」とは、フレッツ光の新しい接続方式(IPv4 over IPv6)の1つです。従来の方式(IPv4 PPPoE)では「網終端装置」というNTTにある機械を経由しないといけなかったのでとても遅い通信でした。

新しい接続方式(IPv4 over IPv6)では、「網終端装置」を経由せず、直接プロバイダにアクセスできるようになったため通信の渋滞が起きず通信速度の低下を回避できる仕組みとなっています。


参考:ドコモ光「IPv6インターネット接続機能

かいろう

「IPv4 over IPv6」には、「4rd/SAM」「MAP-E」「DS-Lite」という3種類があります。OCNバーチャルコネクトは「MAP-E」という通信方式です。

各光回線によって通信方式が違うので対応ルーターもそれにあわせて異なります。

まずは「OCNバーチャルコネクト」が大前提となります。

NTTドコモビジネス:OCNバーチャルコネクトサービス(IPoE接続)対応端末一覧

10ギガポートのあるルーターを選ぶ

2つ目は10ギガポートのあるルーターを選ぶこと。

ポートとは、インターネット接続用のLANケーブルを差し込む挿入口です。

ポートには「INTERNETポート」「LANポート」の2種類があります。特に重要なのは「INTERNETポート」です。

「LANポート」はWi-Fiしか使わない方であれば使うことはありません

ですが「INTERNETポート」は無線であれ、有線であれ、以下の写真のようにONU(光終端装置)との接続で必ず使用するポートです。

ここが10ギガであることが重要なんですね。

かいろう

一般的なWi-Fiルーターのポートはまだまだ1ギガが多いため、これをahamo光10ギガに使おうとすると最大限の速度を発揮できません。

10ギガのahamo光を利用するときは10ギガポートのあるルーターを選びましょう。

iPhone16など最新端末をもつならWi-Fi7を選ぶ

3つ目はスマホやパソコンが最新機種である、またはこれから最新に変えていく予定があるならWi-Fi7のルーターを選びましょう

たとえば、以下のような機種のスマホはWi-Fi7に対応しています。

Wi-Fi7対応のスマホ
  • Apple:iPhone 16シリーズ (Pro/Pro Maxなど)
  • Google:Pixel 9シリーズ, Pixel 10シリーズ
  • Samsung:Galaxy S25シリーズ, S24 Ultraなど
  • Sony:Xperia 1 VI, Xperia 1 VII (一部)
  • Sharp:AQUOS R9

Wi-Fi7とは無線通信の規格です。Wi-Fiには下記表のように規格によって通信速度が変わるんですね。

スクロールできます
最大通信速度周波数帯域セキュリティ規格特徴
IEEE 802.11n
(Wi-Fi 4)
600Mbps2.4/5GHzWEP
WPA
WPA2
・使われなくなってきた
IEEE 802.11ac
(Wi-Fi 5)
6.9Gbps5GHzWPA2
WPA3
・MU-MIMO対応(下りのみ)
・WPA3未対応機種もあり
IEEE 802.11ax
(Wi-Fi 6)
9.6Gbps2.4/5GHzWPA3・MU-MIMO対応(双方向)
・複数台接続でも速度低下しない(OFDMA)
・WPA3によるセキュリティ向上
IEEE 802.11ax
(Wi-Fi 6E)
9.6Gbps2.4/5/6GHzWPA3・Wi-Fi 6に6 GHz帯を追加
・普及していない
IEEE 802.11be
(Wi-Fi 7)
36Gbps2.4/5/6GHzWPA3・帯域幅がWi-Fi6の2倍(320MHz)になり速度遅延が起きにくい
・普及していない
かいろう

Wi-Fi7でインターネットをする場合は、スマホやパソコンだけでなくWi-FiルーターもWi-Fi7に対応してないといけません。

スマホがWi-Fi7、ルーターがWi-Fi5だった場合は、Wi-Fi5で通信が行われます。逆もおなじです。

ルーターがボトルネックにならないよう、最新機種にあわせておきましょう。

また現状はWi-Fi7の端末はなくても、将来を見据えてWi-Fi7ルーターを選んでおくのも1つの手段です。


有線も10ギガ接続させるかで選ぶ

4つ目の選び方は有線でも10ギガを使いたいかどうかです。

先ほど「INTERNETポート」と「LANポート」の話をしました。Wi-Fiしか使わないのであれば「INTERNETポート」だけが10ギガであればOKです。

かいろう

しかし、パソコンなどを有線で10ギガ対応させたい場合は「LANポート」も10ギガにする必要があります。

バッファローWi-Fiルーターの有線ポートは、基本的に下記の3パターンで構成されるケースが多いです。

パターン①INTERNETポート:1Gbps×1
LANポート:1Gbps×4
パターン②INTERNETポート:10Gbps×1
LANポート:1Gbps×4
パターン③INTERNETポート:10Gbps×1
LANポート:10Gbps×1、1Gbps×3

有線接続でも10ギガ対応させたい場合は、パターン③を選びましょう。

【メーカー別】ahamo光10ギガに最適なおすすめWi-Fiルーター5選

Wi-Fiルーター選び方について解説しましたが、ここからはおすすめWi-Fiルーターを紹介します。

紹介するのは日本国内でシェアが高い「BUFFALO」「NEC」、そして世界シェアNO.1でコスパが良い「TP-Link」の3メーカーからおすすめを紹介します。

スクロールできます
価格設定の容易さ特徴

BUFFALO
日本・スイッチのみで設定可
・指向性アンテナモデル有

NEC
日本・スイッチのみで設定可
・遠隔でメンテナンス可

TP-Link
アメリカ・低価格で高性能
・スマホ、PCから設定
・ゲーム特化ルーター有

※国内シェアに関しては総務省のホームページ「無線LAN等の市場の現状について」を参考にしています。

BUFFALOのおすすめルーター2選|初心者にも簡単!国内シェアNo.1

まずは、バッファローのおすすめルーターから紹介します。

【ミドルクラス】LANポート10Gbps対応で有線も快適に:WXR-11000XE12

スクロールできます
型番WXR-11000XE12
価格35,000〜45,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6E(IEEE802.11ax)
有線LANINTERNETポート:10Gbps×1
LANポート:10Gbps×1、1Gbps×3
周波数帯2.4/5/6GHz帯
Wi-Fi速度(6GHz)4803Mbps
Wi-Fi速度(5GHz)4803Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)1147Mbps

2つ目はWXR-11000XE12です。

こちらはWi-Fi7ではなくWi-Fi6Eの対応ですが、10ギガの有線LANポートがついてます。そのため有線で10ギガを使いたい方におすすめの機種となってます。

こんな人におすすめ】
・Wi-Fi7ほどのハイスペックは必要ない
・10ギガの有線を使いたいけど価格は抑えたい

【フラッグシップ】有線も無線もフルスペックで活用したい:WXR18000BE10P

スクロールできます
型番WXR18000BE10P
価格45,000〜55,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi7(IEEE802.11be)
有線LANINTERNETポート:10Gbps×1
LANポート:10Gbps×1、1Gbps×3
周波数帯2.4/5/6GHz帯
Wi-Fi速度(6GHz)11529Mbps
Wi-Fi速度(5GHz)5764Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)688Mbps

3つ目はWXR18000BE10Pです。

こちらは一般家庭向けのバッファロールーターのなかでフラッグシップモデルとなります。Wi-Fi7、10ギガLANポートなど、有線と無線どちらもハイスペックを兼ね備えた機種です。

「せっかく10ギガ回線にしたんだから自宅環境も最高レベルに整えたい」という方におすすめの機種となってます。

こんな人におすすめ】
・無線も有線も最高速度でネットをしたい
・高画質動画もオンラインゲームもストレスゼロで楽しみたい

NECのおすすめルーター|Atermでおなじみ!国内シェアNo.2

NEC(エヌ・イー・シー)は企業向けのネットワーク機器も手掛ける信頼性の高いメーカーです。基本的なスペックや性能はBuffaloと変わりません。

かいろう

BuffaloとNECの基本的なスペックはおなじなのでデザインで選んでも構いません。ですがNECにしかない機能もあるので紹介します。

【設定方法】
NECのWi-FiルーターであるAtermには、背面に「RT/BR/MA」というスイッチがあります。「RT」にして電源を入れてください。

電源が入ったらONU(光終端装置)にあるLANケーブルをWi-Fiルーター背面にある「WAN」というポートに挿します。Wi-Fiのパスワードを入力してインターネットに接続できれば完了です。

Aterm WX11000T12|

スクロールできます
型番Aterm WX11000T12
価格55,000〜65,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6E(IEEE802.11ax)
有線LANINTERNETポート:10Gbps×1
LANポート:10Gbps×1、1Gbps×3
周波数帯2.4/5/6GHz帯
Wi-Fi速度(6GHz)4804Mbps
Wi-Fi速度(5GHz)4804Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)1147Mbps

Aterm WX11000T12はINTERNETポート、LANポートどちらにも10ギガポートがあるため、有線でも快適です。はシンプルでコスパの良いモデルです。v6プラス対応かつWi-Fi 6搭載で、一人暮らしには十分な性能を持っています。

こんな人におすすめ】
・NECブランドの安定したルーターを使いたい

TP-Linkのおすすめルーター2選|ゲームにも強い!世界シェアNo.1

TP-Linkは世界シェアNo.1を誇るネットワーク機器メーカーです。高性能なルーターをリーズナブルな価格で提供しています。

またゲームに特化したルーターも販売しており、通信速度が求められるFPS系のゲームにもおすすめのルーターです。

Archer BE805|ハイスペックなのに低価格

スクロールできます
型番Archer BE805
価格45,000〜55,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi7(IEEE802.11be)
有線LANINTERNETポート:10Gbps×1
LANポート:10Gbps×1、1Gbps×3
周波数帯2.4/5/6GHz帯
Wi-Fi速度(6GHz)11520Mbps
Wi-Fi速度(5GHz)5760Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)1376Mbps

Archer BE805はINTERNETポートとLANケーブルのどちらも10ギガを兼ね備えたWi-Fi7のルーターです。

8Kのストリーミング、WEB会議、オンラインゲームなど通信速度が求められるコンテンツでも快適に楽しむことができます。

国産のWi-Fiルーターに比べてメカニックなデザインも人気の1つです。

こんな人におすすめ】
・TP-Linkのデザインが好き
・Wi-Fi7と10ギガ有線が欲しい

Archer BE900|最高峰を求めるならコレ!やりすぎなほど高スペック

スクロールできます
型番Archer BE900
価格65,000〜80,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi7(IEEE802.11be)
有線LANINTERNET/LANポート:10Gbps×1
10Gbps SFP+/RJ45コンボINTERNET/LANポート×1
2.5Gbps LANポート×4
1Gbps LANポート×1
周波数帯2.4/5/6GHz帯
Wi-Fi速度(6GHz)11520Mbps
Wi-Fi速度(5GHz)5760Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)1376Mbps

こんな人におすすめ】
・TP-Linkのデザインが好き
・これ以上ない最高スペックを味わいたい

ahamo光の10ギガの効果を最大限発揮する方法

ここではルーター以外でahamo光の10ギガを最大限活用する方法を紹介します。

紹介するのは以下の3つです。

ahamo光の10ギガを最大限活用する方法
  • カテゴリ6A以上のLANケーブルを用意する
  • パソコンにWi-Fi7の子機を取り付ける
  • 有線接続したい場合が複数あるときは10ギガハブを使う

カテゴリ6A以上のLANケーブルを用意する

10ギガの速度を最大限活用する場合は、カテゴリ6A以上のLANケーブルを利用しましょう

LANケーブルには下記表のようにカテゴリがあります。カテゴリによって通信速度、一度に送れるデータ量を示す帯域などが変わるんですね。

スクロールできます
最大通信速度帯域特徴
CAT5100Mbps100MHz速度が遅い
CAT5e1Gbps100MHzノイズ耐性が強化され現在も使用可能
CAT61Gbps250MHz周波数帯域が広く、安定した通信が可能
CAT6A10Gbps500MHz10Gbps対応、ノイズ耐性が向上
CAT710Gbps600MHzノイズ耐性が高く、STP(シールド付き)
CAT840Gbps2000MHz超高速通信、サーバーやデータセンター向け
かいろう

ahamo光の10Gbpsなら、LANケーブルも10Gbps以上の速度をもつカテゴリ6A以上がおすすめです。

先ほど紹介したバッファローのWi-Fiルーターを購入すると、カテゴリ6AのLANケーブルが同梱されています。ルーターを入れ替える際は、必ずLANケーブルも一緒に交換しましょう。

また追加でLANケーブルが必要な場合もカテゴリ6A以上を選んでください。

パソコンにWi-Fi7の子機を取り付ける

パソコンの無線がWi-Fi6以下、また有線LANが1Gbpsしか対応してない場合、ahamo光の10ギガを最大限発揮しているとはいえません。

とはいえ、そのためにパソコンを買い替えるのはコストがかかってしまいます。

かいろう

そんなときにおすすめなのは無線子機です。無線子機はパソコンのUSB差込口に挿入することでWi-Fiが使えます。

バッファローでは、Wi-Fi7の無線子機を販売しており、これを取り付けることでパソコンもWi-Fi7に対応させることが可能です。

有線接続したい端末が複数あるときは10ギガハブを使う

10ギガ接続させたいパソコンや家電などが複数あるときはハブを購入しましょう。

ハブとは複数の機器を有線接続するための分岐装置です。バッファローのWi-Fiルーターには4つのLANポートがありますが、10ギガの接続口は1つしかありません

かいろう

そのため現状で10ギガ接続できる有線の端末は1台のみとなります。

そんなとき、10ギガのハブを用意することで複数の機器を10ギガ対応させることができます

バッファローの10ギガハブは、5ポートと8ポートが販売されてます。有線接続の端末台数にあわせてハブを選びましょう。

まとめ

ahamo光10ギガに対応したおすすめルーターを解説しました。選び方としては、以下の4点を紹介しました。

ahamo光10ギガのBuffaloルーターの選び方
  • OCNバーチャルコネクト対応のルーターを選ぶ
  • 10ギガポートのあるルーターを選ぶ
  • iPhone16など最新端末をもつならWi-Fi7を選ぶ
  • 有線も10ギガ接続させるかで選ぶ

あなたの環境、状況にあったルーターを選んで快適なネット生活を送りましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ITカスタマーエンジニア|法人向けにPC・ネットワーク・セキュリティの構築、保守、提案を行う|大学でもネットワーク専攻|過去にはWebライターとして法人ITメディアへ記事執筆&自身でブログ運営し売却を経験
【資格取得】ITパスポート、情報セキュリティマネジメント

目次