VDSL方式におすすめルーターを紹介!技術者の選び方

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「VDSL方式に住んでるけどルーターが欲しい」
「でもルーターの選び方がわからない…」
「VDSL方式におすすめのルーターを教えて」

このような疑問にお答えします。

この記事でわかること
  • VDSLにおすすめのルーター
  • VDSLでのルーターの選び方
  • 自宅がVDSLなのかを確認する方法
かいろう

僕は法人向けにパソコンやネットワークを構築する技術者です。

お客様のご自宅にテレワーク用としてVDSL方式の光回線にルーターを設置した経験もあります。

この記事を読めば、無駄に高いルーターを買ったり、スペック不足で不具合が起きることもなく、最適なルーターが選べますよ。

関連記事:電話線しかない家でネットは使える?

目次

【メーカー別】VDSL方式に最適なおすすめWi-Fiルーター7選

早速ですがVDSL方式におすすめのWi-Fiルーターを紹介します。

紹介するのは日本国内でシェアが高い「BUFFALO」「NEC」、そして世界シェアNO.1でコスパが良い「TP-Link」の3メーカーからおすすめを紹介します。

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価格設定の容易さ特徴

BUFFALO
日本普通簡単・スイッチのみで設定可
・指向性アンテナモデル有

NEC
日本普通普通・スイッチのみで設定可
・遠隔でメンテナンス可

TP-Link
アメリカ安い少し難しい・低価格で高性能
・スマホ、PCから設定
・ゲーム特化ルーター有

※国内シェアに関しては総務省のホームページ「無線LAN等の市場の現状について」を参考にしています。

BUFFALOのおすすめルーター3選|初心者にも簡単!国内シェアNo.1

BUFFALO(バッファロー)は、日本国内で最も多く使われているメーカーです。設定が簡単で、日本の住宅環境に最適化された設計がされているため、初心者でも安心して使えます。

【設定方法】
設定は背面スイッチのみで簡単です。背面スイッチを「ROUTER」に切り替えて電源を入れます。(「MANUAL」「AUTO」のスイッチもある場合は「MANUAL」にします。)

ONU(光終端装置)にあるLANケーブルをWi-Fiルーター背面にある「WAN」というポートに挿します。Wi-Fiのパスワードを入力してインターネットに接続できれば完了です。

WSR-1500AX2L|1人暮らしにおすすめ

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型番WSR-1500AX2L
価格4,000〜6,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6(IEEE802.11ax)
周波数帯2.4/5GHz帯
推奨台数12台
Wi-Fi速度(5GHz)1201Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)300Mbps

WSR-1500AX2Lはコンパクトで手頃な価格ながらWi-Fi 6とv6プラスに対応しているため、一人暮らしのアパート・マンション向けのルーターとして最適です。

こんな人におすすめ】
・一人暮らしで、スマホ・PC・タブレットを快適に使いたい
・安くて信頼できるルーターを探している

WSR-6000AX8P-CG|家族におすすめ

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型番WSR-6000AX8P-CG
価格18,000〜22,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6(IEEE802.11ax)
周波数帯2.4/5GHz帯
推奨台数36台
Wi-Fi速度(5GHz)4803Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)1147Mbps

家族でインターネットを使うなら、WSR-6000AX8P-CGがおすすめです。約30台のデバイスを同時接続できるので、家族全員がスマホやPCを使っても通信が安定します。

こんな人におすすめ】
・2LDK〜3LDKの家庭でWi-Fiを安定させたい
・家族みんなで動画やオンラインゲームを楽しみたい

WXR-11000XE12|3階建てなど広い家におすすめ

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型番WXR-11000XE12
価格37,000〜42,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6E(IEEE802.11ax)
周波数帯2.4/5/6GHz帯
推奨台数60台
Wi-Fi速度(6GHz)4803Mbps
Wi-Fi速度(5GHz)4803Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)1147Mbps

WXR-11000XE12は、広い家でも安定した通信が可能な最上位モデルです。3階建ての戸建てや広いマンションでも電波が届きやすいのが特徴です。

こんな人におすすめ】
・ 広い家に住んでいる
・3階建てなど高さのある家に住んでいる

NECのおすすめルーター2選|Atermでおなじみ!国内シェアNo.2

NEC(エヌ・イー・シー)は企業向けのネットワーク機器も手掛ける信頼性の高いメーカーです。基本的なスペックや性能はBuffaloと変わりません。

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BuffaloとNECの基本的なスペックはおなじなのでデザインで選んでも構いません。ですがNECにしかない機能もあるので紹介します。

【設定方法】
NECのWi-FiルーターであるAtermには、背面に「RT/BR/MA」というスイッチがあります。「RT」にして電源を入れてください。

電源が入ったらONU(光終端装置)にあるLANケーブルをWi-Fiルーター背面にある「WAN」というポートに挿します。Wi-Fiのパスワードを入力してインターネットに接続できれば完了です。

Aterm WX1500HP|1人暮らしにおすすめ

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型番Aterm WX1500HP
価格6,000〜7,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6(IEEE802.11ax)
周波数帯2.4/5GHz帯
推奨台数18台
Wi-Fi速度(5GHz)1201Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)300Mbps

WX1500HPはシンプルでコスパの良いモデルです。v6プラス対応かつWi-Fi 6搭載で、一人暮らしには十分な性能を持っています。

こんな人におすすめ】
・NECブランドの安定したルーターを使いたい
・一人暮らしでコスパの良いモデルを探している

Aterm WX4200D5|ITに詳しくない家族がいる方におすすめ

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型番Aterm WX4200D5
価格14,000〜19,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6(IEEE802.11ax)
周波数帯2.4/5GHz帯
推奨台数36台
Wi-Fi速度(5GHz)3603Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)574Mbps

Aterm WX4200D5では「ホームネットワークリンク機能」が利用できます。ホームネットワークリンク機能とは外出先から自宅のWi-Fiにアクセスでき、ご家族のWi-Fiトラブルを遠隔操作で解決できる便利機能です。

参考:NEC「ホームネットワークリンク機能

こんな人におすすめ】
・家族でインターネットを快適に使いたい
・家族の「Wi-Fiで困った」を外出先からも解決したい

TP-Linkのおすすめルーター2選|ゲームにも強い!世界シェアNo.1

TP-Linkは世界シェアNo.1を誇るネットワーク機器メーカーです。高性能なルーターをリーズナブルな価格で提供しています。

またゲームに特化したルーターも販売しており、通信速度が求められるFPS系のゲームにもおすすめのルーターです。

Archer AX3000|安くて高性能

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型番Archer AX3000
価格6,000〜8,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6(IEEE802.11ax)
周波数帯2.4/5GHz帯
推奨台数42台
Wi-Fi速度(5GHz)2402Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)574Mbps

AX3000は価格と性能のバランスが取れたモデルで、低コストながら1人暮らしだけでなく家族でも使える高性能なWi-Fiルーターです。

こんな人におすすめ】
・1人暮らしにも家族にもおすすめ
・コストを抑えたい

Archer GXE75|オンラインゲーム特化ルーター

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型番Archer GXE75
価格20,000〜23,000円
Wi-Fi規格Wi-Fi6E(IEEE802.11ax)
周波数帯2.4/5/6GHz帯
推奨台数100台
Wi-Fi速度(6GHz)2402Mbps
Wi-Fi速度(5GHz)2402Mbps
Wi-Fi速度(2.4GHz)574Mbps

GXE75はオンラインゲームに最適化されたゲーミングルーターです。「ゲームブースト」という機能があり、アプリ・ゲーム機・モバイルゲーム・ゲームサーバーをブーストして低遅延で安定したゲームプレイを実現します。

ただし注意点としてはVDSL方式なので、回線自体が遅くラグや遅延が起こるケースは否定できません。

通信速度や応答速度が求められるゲームをプレイするなら、回線の変更を検討しましょう。

こんな人におすすめ】
・オンラインゲームをたくさんする

VDSL方式でのルーターの選び方

VDSL方式は最大通信速度が100Mbpsです(ちなみに光配線方式は1Gbps)。そのため超ハイスペックな高速ルーターを使っても宝の持ち腐れであまり意味がありません。

高スペックなルーターは必要ありませんが、押さえるべきポイントはおさえておきましょう。そうしないと通信が遅くなったり途切れたりすることがあります。

ここでは、VDSL方式におけるWi-Fiルーターの選び方のポイントを3つ紹介します。

1つずつわかりやすく解説します。

契約先の光回線に対応したIPv6ルーターを選ぶ

まずは契約している光回線に対応したIPv6ルーターを選びましょう。

IPv6とは、インターネットの新しい規格です。従来はIPv4という規格がメインでしたが、インターネットの普及によりIPv4アドレス(ネットワークの住所)が枯渇したため、新しいIPv6が生まれました。

またIPv6の接続方式にはPPPoEとIPoEという2つの接続方式があり、IPoEで接続することで速度が低下しにくく安定した高速通信が可能となります。

従来の方式(IPv4+PPPoE)では「網終端装置」を経由するため、利用者の多い時間帯は通信速度が低下する可能性がありました。

しかし、新しい方式(IPv6+IPoE)では「網終端装置」を経由せず認証が不要のため、回線混雑時でも通信高速通信が実現できます。

新しい方式(IPv6+IPoE)を利用するためにはIPv6ルーターを用意する必要があります。

参考:ドコモ光「IPv6インターネット接続機能

かいろう

各光回線のプロバイダによって対応しているIPv6ルーターは異なります

この記事で紹介するルーターはどの光回線にも対応しているので失敗なく安心して選べますよ。

速くて安定した通信規格「Wi-Fi 6」を選ぶ

つぎに重要な点は「Wi-Fi6」という無線規格を選ぶことです。Wi-Fi6をお勧めする理由は以下の3つです。

  • 通信速度
  • 安定性
  • セキュリティ

Wi-Fiには下記のように規格があり、通信速度・通信安定性・セキュリティ面で優れています。

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最大通信速度周波数帯域セキュリティ規格特徴
IEEE 802.11n
(Wi-Fi 4)
600Mbps2.4/5GHzWEP
WPA
WPA2
・使われなくなってきた
IEEE 802.11ac
(Wi-Fi 5)
6.9Gbps5GHzWPA2
WPA3
・MU-MIMO対応(下りのみ)
・WPA3未対応機種もあり
IEEE 802.11ax
(Wi-Fi 6)
9.6Gbps2.4/5GHzWPA3・MU-MIMO対応(双方向)
・複数台接続でも速度低下しない(OFDMA)
・WPA3によるセキュリティ向上
IEEE 802.11ax
(Wi-Fi 6E)
9.6Gbps2.4/5/6GHzWPA3・Wi-Fi 6に6 GHz帯を追加
・普及していない
IEEE 802.11be
(Wi-Fi 7)
36Gbps2.4/5/6GHzWPA3・帯域幅がWi-Fi6の2倍(320MHz)になり速度遅延が起きにくい
・普及していない
かいろう

Wi-Fi6EやWi-Fi7もスペックは高いのですが、ネットワーク機器や端末が対応していないケースがほとんどなので必要ありません。

Wi-Fi6は通信速度・接続安定性が高い

Wi-Fi6にはOFDMAMU-MIMOなど、高速通信を実現するための技術が盛り込まれています。

「OFDMA」とは、データを効率よく送る仕組みのことです。Wi-Fi5では1つの通信に対して、1台ずつしか通信できませんでしたが、Wi-Fi6では同時接続できるようになったことで、端末に待ち時間が発生しないので通信が遅くなりません

「MU-MIMO」とは、スマホやパソコンなど端末の位置を特定し、その方向に向けて電波を集中させる仕組みです。Wi-Fi5にもあった技術ですが受信のみでした。Wi-Fi6では送受信ともに同時接続が可能となっています。

Wi-Fi6は最新のセキュリティ「WPA3」が使える

またWi-Fiには通信を暗号化するためのセキュリティがあり、WPA3が現在最もセキュリティの高い暗号化方式となっています。

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WEP初期の暗号化方式だが、脆弱性が多く非推奨
WPAWEPの後継で強化されたが、現在はほぼ使われていない
WPA2AES暗号化を採用し、長年主流だったが一部脆弱性あり
WPA3最新規格で強力な暗号化を実現

Wi-Fi5ではWPA3に対応した機器もありますが、WPA2の機器もあるなど機種によってバラバラです。しかしWi-Fi6ではWPA3に必ず対応するよう製造されているため安心です。

家の広さや接続台数にあったスペックを選ぶ

「IPv6対応」「Wi-Fi6」の2つを満たせば、あとは家の広さや接続台数で決めるだけです。基本的には広くて台数が多いほどスペックが上がります。

ワンルームで1人暮らしであれば、各メーカーの安価なルーターで構いません。

対して、広い部屋であれば電波強度が必要なので以下のようなアンテナ付きが良いでしょう。

またWi-Fiルーターを利用するときには家の構造にも注意が必要です。

Wi-Fiの電波は鉄筋コンクリートに弱いです。

僕が担当しているクライアント先では部屋の壁が鉄筋コンクリートだったため、廊下に出ただけで接続できなくなることがありました。そのクライアントは今では廊下の天井にもWi-Fiルーターを取りつけています。

また別のクライアントでは「ある部屋だけWi-Fiがつながらない」との相談を受け見に行くと、やはり壁が鉄筋コンクリートでした。結果的にその部屋に有線LANをとおす工事をしました。

配線方式がVDSL方式なのかを確認する方法

集合住宅の光回線では、VDSL方式のほかに光配線方式LAN方式という3つの配線方式があります。それぞれの特徴を表にまとめました。

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光配線方式VDSL方式LAN方式
部屋までの配線光ファイバー電話線LANケーブル
通信速度最大1~10Gbps最大100Mbps100M~1Gbps
安定性

お住まいの集合住宅、これから住む予定の集合住宅がどの配線方式なのかを確認する方法は、以下の2つがあります。

配線方式を確認する方法
  • 管理会社や大家さんに確認する
  • 光回線の公式サイトで確認する

光回線の公式サイトで確認する際は、自宅の住所を入力することで簡単に確認できます。各光回線のエリア検索ページを以下の表にまとめました。

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フレッツ光(東日本)提供エリア(NTT東日本)
フレッツ光(西日本)提供エリア(NTT西日本)
auひかり提供エリア
NURO光提供エリア
コミュファ光(東海)提供エリア
eo光(近畿)提供エリア
メガエッグ(中国)提供エリア
Pikara(四国)提供エリア
BBIQ(九州)提供エリア

VDSL方式でルーターを変えても速度が遅いときの対処法

ネットが遅い

VDSL方式でルーターを新しくしても通信が遅いときは、根本的に回線を変更する必要があります。

回線を変更する方法としては以下の3つを検討しましょう。

光配線方式への変更を交渉する

VDSL方式の場合、建物の共用部から各部屋までが電話線のため、最大通信速度100Mbpsを超えることが不可能です。

そんなときは光配線方式に変更することで最大通信速度が1Gbpsとなり高速通信ができます。

ただし光配線方式に変更する場合は建物の工事が必要です。また管理会社や大家さんへ「光配線方式に変えて欲しい」といった交渉も発生します。

ですが、許可さえもらえれば各世帯の方が快適にインターネットが使えるため、交渉する価値は十分にあります。

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一度、管理会社や大家さんに相談してみましょう。

戸建てプランで契約する

2つ目は戸建てプランで個別契約する方法です。

戸建てプランでは、各世帯を光配線方式に変更するのではなく、自分だけの専用線を引き込みます。そのため建物内で回線が混雑することがありません。

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ただし、料金がマンションタイプではなく戸建てタイプになるため、月額料金が1,000円ほど高くなります。

こちらも回線工事を必要とするため、管理会社や大家さんの許可が必要です。

ホームルーターに変更する

3つ目はホームルーターを契約することです。

ホームルーターとは、コンセントに挿すだけでWi-Fi環境が構築できる端末です。光回線などのケーブル回線ではなく、スマホと同じ電波を使った回線になります。

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代表的なホームルーターとしては、ソフトバンクAirなどがあります。

ホームルーターは光配線方式の光回線ほど速くはありません。しかしVDSL方式の速度が遅くストレスになっている方の解決策としては有効です。

特にドコモhome5Gと呼ばれるホームルーターは通信速度の速さに定評があります。実際にドコモhome5Gと他社ホームルーターを利用しているユーザーの平均速度を表にまとめました。

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ダウンロード速度アップロード速度
ドコモhome5G215.11Mbps19.75Mbps
WiMAX174.95Mbps23.59Mbps
ソフトバンクAir137.37Mbps10.78Mbps
参考:みんなのネット回線速度

ドコモhome5Gが200Mbpsを超えるダウンロード速度があります。VDSL方式が遅くて困っている方は、ホームルーターを検討しましょう。

月額料金やキャッシュバックなどの詳細は以下の記事で解説しているので参考にしてください。

>>集合住宅におすすめのホームルーター

VDSL方式におすすめの光回線|お得な申し込み窓口も紹介

マンションやアパートの場合、管理会社や大家さんがマンションタイプの光回線を導入しています。

そのため入居者が好きな光回線を選べるわけではなく、導入されている光回線を利用することになります。VDSL方式が引かれている光回線は以下の4種類です。

VDSL方式が引かれている光回線

もしフレッツ光が導入されていれば、ドコモ光やソフトバンク光などの光回線が利用できます。また同じ光回線を申し込むにしても公式や代理店など、さまざまな申し込み窓口があります。

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ドコモ光を契約するにしても、ドコモ公式から申し込むより代理店から申し込んだ方が高額キャッシュバックが受け取れます。

ここでは、VDSL方式のおすすめ光回線とおすすめ窓口を紹介します。

フレッツ光(光コラボ)

フレッツ光とはNTT東日本、NTT西日本が提供する光回線サービスの名称です。一度は聞いたことがある方も多いかもしれません。

提供エリアは全国で最もシェアの高い光回線です。フレッツ光の大きな特徴としては光コラボが利用できることです。

「光コラボレーション(光コラボ)」とは、フレッツ光を携帯会社やプロバイダ会社などが販売する仕組みのことです。



代表的な光コラボとしては、ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかり、BIGLOBE光などが挙げられます。

通常のフレッツ光よりも月額料金が安く、スマホセット割やキャッシュバックなどの特典も充実しています。

フレッツ光を利用する場合は、光コラボの中から選ぶようにしましょう。

光コラボは、現在利用中のスマホキャリアから選びましょう。スマホと光回線のセット割引が通信費を節約することができます。

おすすめの光コラボは以下の5つです。

おすすめ光コラボ
  • ドコモスマホご利用ならなら
    ドコモ光
  • au、UQモバイルスマホご利用なら
    BIGLOBE光
  • ソフトバンク、ワイモバイルご利用なら
    ソフトバンク光
  • 格安スマホご利用なら
    GMOとくとくBB光
  • 格安スマホ & 3年以内の短期利用なら
    エキサイトMEC光

月額料金や工事費、高額キャッシュバックなど特典が充実している申し込み窓口を表にまとめました。

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ドコモ光

BIGLOBE光

ソフトバンク光

GMOとくとくBB光

エキサイトMEC光
月額料金
(戸建てタイプ)
5,720円2年:5,698円
3年:5,478円
5,720円4,818円4,950円
月額料金
(マンションタイプ)
4,400円2年:4,488円
3年:4,378円
4,180円3,773円3,850円
スマホセット割
(1台の割引額)
ドコモ
1,100円/月
au
1,100円/月
UQmobile
1,100円/月
SoftBank
1,100円/月
Y!mobile
1,650円/月
なしなし
工事費実質無料実質無料実質無料実質無料無料
おすすめ窓口NNコミュニケーションズ公式エヌズカンパニー公式公式
窓口特典
(キャッシュバック)
35,000円41,000円40,000円5,000円月額料最大
253円割引
(2〜12ヶ月目)
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
おすすめ光回線の比較

上記表の「詳細を見る」をクリックすると詳しい情報を確認することができます。


参考記事:ahamoで光回線を選ぶなら?GMOとくとくBB光が最適な3つの理由
参考記事:イオンモバイルにおすすめの光回線3選
参考記事:ソフトバンク光の光BBユニットはいらない?市販ルーターとの違いを実機で解説

auひかり

auひかりはKDDIが提供する光回線です。ドコモ光やソフトバンク光などのフレッツ光ではなく、独自回線として存在しています。

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月額料金戸建て1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目:5,390円
マンションマンションギガ:4,455円
ミニギガ:5,500円
タイプV(16契約以上):4,180円
タイプV(8契約以上):4,510円
都市機構:4,180円
タイプE(16契約以上):3,740円
タイプE(8契約以上):4,070円
タイプF:4,290円
タイプG(16契約以上):4,180円
タイプG(8契約以上):4,510円
都市機構G:4,180円
提供エリア北海道
東北:青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
関東:東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
中部:山梨、長野、新潟、富山、石川、福井
中国:岡山、鳥取、島根、広島、山口
四国:香川、徳島、愛媛、高知
九州:福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、熊本、鹿児島
新規登録料3,300円
回線工事費戸建て:48,950円→実質無料
マンション:33,000円→実質無料
※戸建ては36ヶ月、マンションは24ヶ月継続利用で無料
スマホセット割auスマホ1台につき最大1,100円/月
UQmobileスマホ1台につき最大1,100円/月
※光電話オプション(770円/光)加入必須
※3等親以内の家族最大10回線まで
契約期間3年
解約金
(更新月以外での解約)
戸建て:4,730円
マンション:2,290円
おすすめ窓口
キャッシュバック戸建て:76,000円
マンション:77,000円
公式特典
・他社違約金最大3万還元
・スマホセット割加入特典:10,000円還元

そのため、フレッツ光のように全国に提供されているわけではありません。

auひかりでは、auスマホとUQモバイルスマホをご利用の方に対して、スマホセット割が適用されます。

最もおすすめな窓口はプロバイダ会社として有名な「GMOとくとくBB」です。高額キャッシュバック、月額料金割引、Wi-Fiルータープレゼントなど豊富な特典が受け取れます。

各窓口の特典を表にまとめました。まずは戸建てタイプの比較表です。

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合計キャッシュバック(特典)プロバイダ特典割引特典その他特典
おすすめ!
GMOとくとくBB
88,830円72,000円なし月額料3ヶ月無料
(5,610円×3ヶ月)
Wi-Fiルータープレゼント
So-net100,000円100,000円なしなしSo-netオプション6ヶ月無料
BIGLOBE77,000円76,000円なしなしなし
NNコミュニケーションズ77,000円41,000円
※プロバイダBIGLOBE限定
25,000円月額料5ヶ月割引
(2,200円×5ヶ月)
※プロバイダBIGLOBE限定
なし
NEXT74,000円38,000円
※プロバイダBIGLOBE限定
25,000円月額料5ヶ月割引
(2,200円×5ヶ月)
なし
グローバルキャスト66,000円41,000円25,000円
※オプション加入要
なしなし
アウンカンパニー66,000円55,000円
※プロバイダ@nifty限定
なし月額料5ヶ月割引
(2,200円×5ヶ月)
※プロバイダ@nifty限定
Wi-Fiルータープレゼント
※1Gbpsで申し込みの場合
※オプション申込みなし時のキャッシュバック料金

続いてマンションタイプにおける特典の比較表です。

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合計キャッシュバック(特典)プロバイダ特典割引特典その他特典
おすすめ!
GMOとくとくBB
85,365円72,000円なし月額料3ヶ月無料Wi-Fiルータープレゼント
BIGLOBE77,000円77,000円なしなしなし
NNコミュニケーションズ72,000円41,000円
※プロバイダBIGLOBE限定
20,000円月額料5ヶ月割引
(2,200円×5ヶ月)
※プロバイダBIGLOBE限定
なし
NEXT69,000円38,000円
※プロバイダBIGLOBE限定
20,000円月額料5ヶ月割引
(2,200円×5ヶ月)
なし
グローバルキャスト66,000円41,000円25,000円
※オプション加入要
なしなし
アウンカンパニー61,000円50,000円
※プロバイダ@nifty限定
なし月額料5ヶ月割引
(2,200円×5ヶ月)
※プロバイダ@nifty限定
Wi-Fiルータープレゼント
So-net48,000円48,000円なしなしSo-netオプション6ヶ月無料
※1Gbpsで申し込みの場合
※オプション申込みなし時のキャッシュバック料金です

※GMOとくとくBBの合計額は月額料割引をマンションギガ(4,455円/月)とした場合の金額です

NURO光

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提供会社ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
提供エリア北海道
関東:東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
中部:愛知、静岡、岐阜
近畿:三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
中国:広島、岡山
九州:福岡、佐賀
通信速度上り:1Gbps
下り:2Gbps
月額料金戸建て:5,200円
マンション:3,850円
事務手数料3,300円
回線工事費44,000円→実質無料
※24ヶ月継続利用
スマホセット割SoftBank、Y!mobile:1台につき最大1,650円/月
NUROモバイル:6か月間毎月最大1,100円割引
契約期間戸建て:3年契約
マンション:なし
解約金3,850円
キャッシュバック戸建て:66,000円
マンション:36,000円
公式特典・Wi-Fiルーター無料
・設定サポート1回無料

NURO光とは、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線です。こちらもauひかり同様、独自回線となります。

NURO光最大の特徴は通信速度の速さです。ほかの光回線の最大通信速度が1Gbpsなのに対して、NURO光は下り(ダウンロード)速度が2Gbpsあります。

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格闘ゲームやシューティングゲームなど高速通信が求められるオンラインゲームも快適に楽しめます。

またNURO光はソフトバンクスマホ、ワイモバイルスマホとのスマホセット割が適用可能です。月々のスマホ代が1台につき1,650円/月割引されます。NURO光の窓口は公式からのみです。

電力会社系

電力会社系とは電力会社が運営する光回線です。東海、近畿、中国、四国、九州にそれぞれ5つの光回線が存在しています。

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コミュファ光

eo光

メガエッグ

Pikara

BBIQ
提供エリア東海近畿中国四国九州
月額料金
(戸建てタイプ)
5,170円1年年目:2,380円
2年目~:5,500円
1~2年目:4,070円
3年目~:5,170円
1~2年目:4,950円
3~4年目:4,840円
5~6年目:4,730円
7年目~:4,620円
~3ヶ月目:0円
4~12ヶ月目:4,070円
13ヶ月目~:5,500円
※割引適用
月額料金
(マンションタイプ)
4,070円マンション
により異なる
<メゾン>
1~2年目:4,290円
3年目~:4,620円
<マンション>
4,070円
1~4年目:3,740円
5年目~:3,608円
3,300円~
5,170円
スマホセット割
(1台の割引額)
au
UQmobile
1,100円/月
au
UQmobile
1,100円/月
au
UQmobile
1,100円/月
au
UQmobile
1,100円/月
au
UQmobile
1,100円/月
工事費実質無料実質無料実質無料実質無料無料
おすすめ窓口エルアイデア公式NEXTNEXTNEXT
窓口特典
(キャッシュバック)
25,000円なし
(月額料金割引)
20,000円30,000円戸建て:30,000円
マンション:20,000円
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おすすめ光回線の比較

電力系光回線はau、UQモバイルにてスマホセット割が適用できます。また電気料金とセットで支払うことでよりお得になるサービスがあります。

地域密着の光回線としておすすめな光回線です。

VDSL方式やルーターに関するよくある質問

最後にVDSL方式やルーターに関してよくある疑問にお答えします。

VDSL方式で動画は視聴できる?

できます。

VDSL方式は遅いと言われることが多いのは事実です。しかし高画質な動画を視聴する場合は、通信速度が10Mbpsぐらいあれば快適に見ることができます。

利用目的に応じた通信速度の目安は以下の表にまとめました。

スクロールできます
必要な速度(目安)
SNSの閲覧・投稿1~5Mbps
標準画質(720p)の動画視聴5Mbps
高画質(1080p)の動画視聴10Mbps
4K動画の視聴25Mbps
オンラインゲーム(FPS以外)50Mbps以上
オンラインゲーム(FPS)70Mbps以上

FPSのオンラインゲームは厳しいですが、動画視聴であれば問題なく可能です。

VDSL方式とホームルーターはどっちが速い?

自宅の場所によります。

VDSL方式でも回線が混雑しにくい環境であれば快適に使えます。対して電波環境の良い場所ならホームルーターの方が通信速度は速いです。

とはいえ「ホームルーターを契約して、もし速度が遅かったらどうしよう…」という心配があると思います。ですが、ホームルーターには「初期契約解除制度」というのがあります。

「初期契約解除制度」とは、利用場所の電波状況が不十分な場合に、サービス提供開始日または契約書面受領日のいずれか遅い方から8日間以内で契約をキャンセルできる制度です。

かいろう

電波が弱ければ解約できるので、安心してホームルーターを申し込めますよ。

まとめ

VDSL方式のおすすめルーターを紹介しました。

このブログでは個別の光回線におけるおすすめルーターも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

参考記事↓↓
マネーフォワード光のおすすめルーター
ahamo光のおすすめルーター

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この記事を書いた人

ITカスタマーエンジニア|法人向けにPC・ネットワーク・セキュリティの構築、保守、提案を行う|大学でもネットワーク専攻|過去にはWebライターとして法人ITメディアへ記事執筆&自身でブログ運営し売却を経験
【資格取得】ITパスポート、情報セキュリティマネジメント

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