【ライターが語る】ブログで読みやすい文章を書くための7つのポイント

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ブログ記事が読まれるためには、内容の濃い記事を書くことが大切です。

しかし、それ以上に大事なのは「読者がスラスラ読める文章」を書くこと。

読者に読みにくい文章でストレスを感じられてしまうと途中でページを閉じられてしまいます。

それではもったいないですよね。

そこでこの記事では、読者にストレスや違和感を与えない文章を作るコツを5つに厳選してお伝えします。

これを読めば、

  • SEOで上位になりやすい
  • ほかの記事も読んでもらえる
  • アフィリエイトリンクがクリックされ収益が増える

といったことに近づけます。

僕もブログをやっていた時代、とある記事に今回の内容を踏まえて修正した所、アフィリエイトリンクのクリック数が3倍程度上がりました。

かいろう

収益にも直結する内容なのでぜひ参考にしてください。

目次

読者が読みやすい文章とは?

読者が読みやすい文章を書くためには、「読みやすい文章とはなにか?」を知らなければいけません。

これがないと、どこを目指して書けばいいのかわからないですからね。

読みやすい文章とは「読者に気配りされた文章」のこと。

読みにくくてストレスを感じる文章は、基本的に相手への配慮がなく自分本位な文章が多いです。

たとえば、あなたが中学生だとしてどちらの先生の授業がわかりやすくて面白いでしょうか?

A:教科書通りで自分の伝えたいことだけ説明する先生
B:生徒にもわかる言葉やたとえ話を用いて説明してくれる先生

もちろん、生徒目線で説明してくれるBですよね。Aの先生の授業って退屈です。

授業であれば生徒は最後まで教室にいてくれますが、ブログ記事の場合そうはいきません。

かいろう

読者が「わかりにくい記事だな」と思われた時点でページを閉じられてしまいます。

コミュニケーションにおいて、もっとも大切なのは「相手への気配り」です。

それは文章においても変わりません。

読みやすい文章とは、「読者に気配りされた文章」だと覚えておいて頂きたいなと思います。

読みやすいブログの書き方|7つのコツ

では、読みやすいブログ記事を書くコツを紹介します。

ポイントは全部で7つです。

  1. 結論から書く
  2. 見出しだけで内容がわかる
  3. おなじ語尾を繰り返さない
  4. おなじ単語を繰り返さない
  5. 1文を短く(一文一義)
  6. 長文と短文を織り交ぜる
  7. イメージしやすい言葉を使う
  8. 体験談やストーリーを語る

1つずつ詳しく解説していきますね。

結論から書く

まずは、結論から書くことを意識しましょう。

日本人は言語の仕組み上、結論を後から伝える場合が多いです。

ですが、小説やオチのあるストーリー以外はNGです。結論から書かなければ、とてもわかりにくい文章になってしまいます。

結論から書く方法としておすすめなのは、Webライティングやプレゼン作成では当たり前となっている「PREP法」です。

PREP法とは、「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」の順番で相手にわかりやすく伝える型になります。

例えば、こんな感じです。

車を買うなら軽自動車をおすすめします。
軽自動車は、税金や高速道路料金も普通車に比べて安いからです。
たとえば、排気量1500ccの税金は3万6000円かかりますが、軽自動車は10,800円と2万円以上の差額があります。
車は維持費の安い軽自動車を選びましょう。

PREP法を使えば、読者の「知りたい!」を先んじて答えてあげることができます。

車を買うなら軽自動車をおすすめします。
→読者の心理:なんで?

軽自動車は、税金や高速道路料金も普通車に比べて安いからです。
→読者の心理:なるほど、具体的にどのくらい?

たとえば、排気量1500ccの税金は3万6000円かかりますが、軽自動車は10,800円と2万円以上の差額があります。
→読者の心理:ほんとだ、信憑性があるな。

車は維持費の安い軽自動車を選びましょう。

かいろう

PREP法は文章だけでなく、プレゼンや会話などあらゆるコミュニケーションで使えますよ。

見出しだけで内容がわかる

2つ目は、見出しだけで記事の内容がわかることです。

読者は、見出しがまとめられた目次をみてコンテンツの全体像を確認します。

上から順番に読む人もいれば、読みたい見出しの所だけ読む人もいるでしょう。

この記事の見出しは、以下の通りです。見出しを読むだけである程度の内容は把握できると思います。

1.読者が読みやすい文章とは?
2.読みやすいブログの書き方|7つのコツ
 2.1結論から書く
 2.2見出しだけで内容がわかる
 2.3おなじ語尾を繰り返さない
 2.4おなじ単語を繰り返さない
 2.5一文を短く(1つの文章に入れる情報は1個だけ)
 2.6イメージしやすい言葉を使う
 2.7体験談やストーリーを語る
3まとめ

上記の1、2、3に関しては章のテーマ。ここには、検索ワードを入れるのがおすすめです。

2.1、2.2などは章の具体的なポイントを書きます。

かいろう

最初はむずかしいかもしれませんが、すぐに慣れますよ。

記事を書くときも、まずは見出しだけで書かれた構成案を作ってから本文を書きはじめましょう

おなじ語尾を繰り返さない

3つ目は、おなじ語尾を繰り返さないことです。

おなじ語尾を繰り返すと幼稚な文章になってしまいます。

例えば、この文章を読んでどう思いますか?

デカルトはフランス生まれの哲学者です。
「我思う故に我あり」の名言を残した人です。
ほかにも数学の座標を発明した人で有名です。最も有名な著書は「方法序説」です。

語尾に「です」が続くことで小学生の感想文みたいですよね。

では、同じ語尾を続けないように変換してみましょう。

デカルトは、フランス生まれの哲学者です。
「我思う故に我あり」という名言は、皆さん一度は聞いたことがあるかもしれません。
ほかにも数学の座標を発明した人物でもあります。最も有名な著書は「方法序説」です。

同じ語尾を続けないだけで大人な文章になります。

大事なのは「語尾のレパートリー」を増やすことです。

語尾のパターンとしては、以下のものがあります。

  • です、ます
  • ですよね、ますよね
  • でした、ました
  • 体言止め
  • 〜ません(否定)
  • かもしれません(推測)
  • ですか?
  • 〜してください
  • 〜でしょう

これらを上手く組み合わせて同じ語尾を続けないようにしましょう。

かいろう

僕も基本的におなじ語尾を使いません。続けるとしても2回までです。

同じ語尾を連続して使わないよう工夫してみましょう。

おなじ単語を繰り返さない

4つ目は、おなじ単語を繰り返さないことです。

おなじ単語を繰り返すと読者にくどい文章だと思われてしまいます。

たとえば、以下のような文です。

勇気」を出すためには、最悪の事態をイメージすると良いでしょう。
勇気」がもてない原因は、恐怖心や不安があるからです。
たとえば、好きな人に告白することに「勇気がもてない」場合、告白することで起こる最悪の事態を想像してみてください。
殴られたり悪口を言われることはなく、ただ断られるだけです。
勇気」をもちたいときは、最悪の事態をシミュレーションしましょう。

ただし伝えたいことは3回言わないと、読者の頭には残りません

そんなときは、おなじ意味で別の言葉を使うことがおすすめです。

勇気」を出すためには、最悪の事態をイメージすると良いでしょう。
多くの人が「チャレンジ」できない原因は、恐怖心や不安があるからです。
たとえば、好きな人への告白が「怖い」場合、告白することで起こる最悪の事態を想像してみてください。
殴られたり悪口を言われることはなく、ただ断られるだけです。
一歩踏み出したい」ときは、最悪の事態をシミュレーションしましょう。

勇気という言葉を「チャレンジ」「怖い」「一歩踏みだす」という言葉に置き換えています。

これにより、おなじ言葉を多用することによるくどさを減らすことが可能です。

かいろう

僕は記事を書くときには同義語を調べることが多いです。

おなじ単語をつづけないよう意識するだけで、文章にまとまりが出るでしょう。

一文を短く(1つの文章に入れる情報は1個だけ)

5つ目は、一文を短くすること。

Web上にある文章は、基本的にスマホで読まれることがほとんどです。

1文が長いとそれだけで読みにくくなります。小さい画面に対して一文が長いとしんどいですよね。

理想的には一文の文章を「60文字以内」にすることがおすすめです。

例えば、以下の文を読んでください。

僕の名前は「かいろう」といって、サラリーマンをしながら副業でライターをしていますが、副業の時間を確保するためにタイムマネジメントを徹底しています。

これで73文字です。Web上の一文としては長いですね。

では、こちらの文章はどうでしょうか?

僕の名前はkairouです。サラリーマンをしながら副業でライターをしています。
副業の時間を確保するために、タイムマネジメントの徹底は欠かせません。

後者の方が読みやすいですよね。

一文一義」と言われますが、一文に対しては、1個の情報のみを書くことを意識しましょう。

かいろう

一文一義を意識すれば自然と一文は短くなります。

イメージしやすい言葉を使う

6つ目は、イメージしやすい言葉を使うことです。

読者の頭の中で想像できないと、読者は記事に入り込むことはできません。

下記の文章は、どちらがわかりやすい文章でしょうか?

・入浴すると全身の血流が向上し、睡眠の質が向上する

・湯船に浸かると、血流が良くなり朝スッキリ目覚められる

おそらく後者だと思います。

「睡眠の質が向上する」と言われてもイメージしにくいですよね。

一方、「朝スッキリ目覚められる」というのは、こんなイメージが頭に思い浮かばないでしょうか?

笑顔で両手を伸ばして起きる感じが想像できます。

特に専門用語などはわかりにくいので、解説する際には読者が知っていることでイメージしやすい例えなどを使ってください。

体験談やストーリーを語る

最後は、体験談やストーリーを語ることです。

人間の脳は不思議なもので、「物語」の形式でないと記憶できないことがわかっています。

つまり、いくら雑多な情報を渡されてもすぐに忘れてしまうということです。

そこで大事になるのが、体験談やストーリー

かいろう

体験談やストーリーを語ると、読者は頭の中で状況をイメージすることができ理解しやすくなります。

以下のストーリーを使った文章とストーリーを使わない文章を比較してみてください

まずはストーリーを使わない文章です。

雑談ができるビジネスマンは営業成績も常にトップクラスです。
雑談をすることでクライアントとの信頼関係を構築できます。
人は理性よりも感情の生き物です。
クライアントは、どんなに合理的でコストの安い提案をされても、その営業マンが「好き」でなければ購入はしません。まずは雑談で信頼関係を勝ち取りましょう。

続いて実体験の文章です。

僕の先輩は常に営業成績がトップクラスでした。
あるとき先輩に「なんで常にトップを続けられるんですか?」と聞いてみた所、先輩は「その秘訣は雑談だよ」言いました。
「あのな、人間はどんなに良い提案をされても、その営業マンが好きじゃなきゃ買ってくれないんだよ。だから能力うんぬんよりも、まずはクライアントが楽しんでもらえる雑談が必要なんだ。」

後者の方がイメージしやすいですよね。

ただ論理的に事実を説明するだけでは教科書とおなじです。体験談やストーリーを入れることで記事は面白くなります。

以上が読みやすいブログ記事の書き方でした。

わかりやすい文章も重要ですが、収益化のためには「売れる文章」を書くことも重要です。売れる文章を書くためのセールスライティングについては以下の記事を参考にしてください。

>>人の心を動かす「売れる文章の書き方」|人がモノを買う理由と文章で稼ぐセールスライティングを紹介

まとめ|読みやすいブログは「読者に気配りされた文章」

読みやすいブログ記事の書き方について解説しました。

7つのコツは、以下の通りです。

  1. 結論から書く
  2. 見出しだけで内容がわかる
  3. おなじ語尾を繰り返さない
  4. おなじ単語を繰り返さない
  5. 一文を短く(一文一義)
  6. イメージしやすい言葉を使う
  7. 体験談やストーリーを語る

ぜひ活用してください。

また、記事の冒頭に書くリード文(導入文)もとても重要です。

かいろう

読者がつづきを読みたくなるリード文が書ければ、本文が圧倒的に読まれやすくなります。

リード文に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、ご確認ください。

>>続きが読みたくなる魅力的なリード文の書き方

今回は以上です。

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この記事を書いた人

BtoBでICTの構築・保守をしてる会社員|副業でWebライター(IT関連)とブログ|過去にはネット回線ブログを運営するもSEOに疲れて売却|IT、ブログ、コピーライティング、温泉好き|「たった一度の人生。主人公として生きよう」をモットーに日々ゆるりと生きてます

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